カツヲの岩日記

クライミング覚書。

裏御岳2018.5.1

GW中の平日でホリ快がなく、レンタルマットも9:00オープン。

ミジラ終わったら、田中君行きたいけどちょっと距離ありすぎ。

ということで、青梅界隈でニコニコレンタカーを借りる作戦。

これで端から端、というより別エリアまで快適に移動できるはず。

と思ったら、南武線が人身事故で運転見合わせ。

1時間遅れで岩場に到着する。雲行きが怪しいな。

 

【ミジララテスタ:初段】敗退

朝つくと、前来た時より緑が茂っている?

虫が増えてきたのもあって、そろそろシーズンの限界を感じる。

岩は乾いているが、気温が高いのと風がないの不穏な空気をさらに重くさせる。

 

取りつき始めて何便目かで、下部を脱出して上部に差し掛かる場面まできたが、わずかに手先がぬめり降りてくる。

高さが高さなだけに、持てるものが持てていないとムーブを起こせない。

結局、まだマシだった午前中のコンディションで登れず、午後のSFTにかけることにして大レスト。

 

最後の一便、集中して登るがリップ間際で指が開いてきてフォール。

同時に時間切れで撤収。

 

ついてない一日だったな。

小川山2018.4.22

合宿2日目。岩根山荘の朝風呂はやっぱり気持ちいい。前日の疲れもあまり感じず、何か調子良さそう!
しかし、日差しが強いので今日はあんまり成果も期待できないのでエンクラ気分でコニタン一行に着いていく。
仲秋やらありがとうをやるとのことで、前回ド敗退だった犬小屋を触って一段落着いたらヒッパルコスなど触ってみよう。
虹の入江のとなりの8級かなんかをアップでさわってみたが、手の滑りが気になりすぎて降りてきた。
心配のない低いのをやるか。

【犬小屋:二段】敗退
スタートを右手手に足ヒールでトライするがしっくり来ない。左手がクロスぎみになるのがダメなんだな。早々にゾエ君の教えを乞うと、左足をカチにヒールして正体で出たらしい。確かにしっくり来たので採用。
左手を経由カチを使ってカチへ飛ばす。サクッと行けた。
右手をスローパーに出すと、何だか止まる。
コニタン、岩田丸、ハッシーとみんな苦労していたけど、リーチの関係かな。
あらまあ、可愛そうに。たまには長すぎるリーチで泣いてくれ。

そして、リップの一手を止めたらボーナスステージ突入なのだがなかなか距離がでない。
試行錯誤していると、右足のヒールを高めにかけると少し距離が伸びた。
あともう少しは上半身の引きしかないな。

レストを挟んで落としにかかる。
思いがけず進むもんだから、トライを何度かするが
どうも同じくらいで届かない。
みんながありがとうに飽きて移動しそうだったので、撤退。
昼間の悪い時間にやる課題ではなかったか。

【YMルーフ:3級】再登
あまりに悔しいので、YMルーフを落としてやった。コツがわかればもう落ちないな。
youtu.be


【分岐岩:右4級】完登
石魂に向かうものの、人が多すぎてゲンナリ。みんなヨレてやる気もなかったので、分岐岩に移動。
MNPを1便出すが、完全にヨレていてただただ恐怖しか感じなかった。
みんなで泥仕合と側面のスラブで遊ぶことに。
左から5、3、4級とあるようなので4級にトライ。
みんな苦労しながらも登っていく。
ヨレると不安になって手汗の分泌が凄いので、上部をこなせない。そんなこともあろうかと腰付けチョークバックを取り出して頑張って登った。
スラブなのに足に頼れないとか最悪だ。


その後は靴を穿こうとすると腹筋がつるので何も打てなかった。ここに来て、お昼を取って終了。

去年ほどの成果はなかったが、楽しかったのでよし。ただ、コンディションがあまり良くなかったのが心残りだな。
次回は犬小屋と石魂の回収に走ろう。

お疲れ様でした。

小川山2018.4.21

今年も恒例、ジム合宿一日目。

例年通り、小川山を蹂躙に参ります。

5時前ピックで、8時半ローソンといういつものスケジュールでGO

今回も楽しく、登ろう!

 

【縦ダイク:初段】敗退

総勢16人の岩基地外たちが駐車場から解き放たれる。

散り散りに各々の目指す課題へ向かっていく。

まずはと、縦ダイクに取り掛かる。

 

縦長の岩を直上という、ストイックな課題。

見栄えもよく素晴らしい。

初手は何度かこなしていると止まるようになるが、二手目が止まらない。

よくよくみんなのムーブを見てみると、単に保持だった。

早く力技が使えるようになりたいなー、力不足を感じ敗退決定。

 

キノピオ:3級】敗退

漠然とヘブンズゲートにトライしたいと話すと、まずはキノピオやってからにした方がいいと薦められたので触ってみる。

しっかり入ったクラックを登っていく課題だが、3級なのでホールドは顕著なのでサクッと進む。

しかし、手を出す度に指がクラックにスタックする感じがとても嫌な感じなのでそんなにトライせずに撤退。

んーかなりモチベーションを削られた気がする。その後もヘブンズゲート、エイハブ船長を触るも全く集中力に欠いていたためなかなか気分にならなかったため誰かの触っている課題にお邪魔することに。

 

【芋掘り:1級】完登

公然猥褻カップルにちょっかいをかけつつ、芋掘りを薦められたのでやることに。

エリさんがトライしてたのでお邪魔してみる。見てみると、一手物コツモノ課題だな。なんだか楽しそう。

スタートで右足を遠いスタンスに乗せて、気持ち悪い体勢から立ち上がるのが唯一の核心。

遠いスタンスで何度かやっても何ともならなかったので、踏みあとのある近いスタンスもひとつづつ試してみた。

何か近いスタンスを踏んでると、足に落ち葉が絡み付くので除去しているとその中にまた踏みあとを発見!

物は試しとそのスタンスで始めると出来ました!

だから芋掘り?何にせよ登れて良かった!

youtu.be

【ジグザグ:二段】敗退

そろそろ移動と、あんまり目的もないので一緒について行って石楠花へ。

ずっと宿題になってる瞳の奥を見るとゾエ君のマット。本人はいない。流されたのかな?とあまり気にせず、岩の状況を見るとあまり良くない。

進展無さそうだったので、スタートのホールドがガバのジグザグを触ってみる。

 

スタートから順調に左手が核心前のスローパーまで出る。しかし、そこのマッチが出来ないな。ただ、コンディションも相当悪そうだし、次回からはこっちをさわろうかな。

 

 

いつのまにやら時間も夕方で、撤収の時間になった。

最近、御岳ばっかで昼過ぎには引き上げるからここまで長い時間打ってたのは久々。

 

いつもの岩根山荘で男露天風呂芋洗いして豪華食事を頂いた。

そのあと、公然猥褻カップルをいじり倒して宴会終了。あんまり調子は良くなかったが、布団にはいる直前まで楽しい一日だった。

裏御岳2018.4.14

嫁の機嫌を伺いながらマウンガ二枚借りして一路、おにぎり岩へ。
8時過ぎ着の御岳で何とかおにぎり岩着が8時代という感じ。我ながら中々執着してるなぁ(笑)

【ミジララテスタ:初段】敗退
左手の小さいカチを取るところ(4手目)でヨレ落ちした前回、フレッシュならばとトライ。
予定通りそこはきれいに通過した。
遠いという噂のガスに関しては、左手をチクチクで寄せて左足を2手目カチにあげるとスタで入れた。
これは!と思ったのもつかの間、左手をリップ奥カチに寄せても足がなくて体を持ち上げられない。
無理ができる高さと手応えでは無かったので、少しクライムダウンして降りる。
それでもかなり怖かった。
下からマジマジ見ると、ガバガスに足を上げないといけないのかな?
ヨレて再現できず敗退決定。

この時期、午前中はまずまずのコンディションだったが、正午を過ぎると細かいカチ達に滑りを感じた。
午前中勝負だな。

裏御岳2018.4.8

土曜の瑞牆が中止になり、ジムでヨッシーを見つけたので半ば強引にミジララだけを打ちに御岳へ。
マウンガでマットレンタルして、裏御岳へ移動。
鵜の瀬を越え、ロッキーを越え、寒山寺を越え、裏御岳着。以外に、遠くなかった。

【ミジララテスタ:初段】敗退
前回、3手目カチ(右手飛ばし)がずぶ濡れで、それ以上進めず敗退したので確認がてらトライする。
件のカチに2本指がかかるが、パツパツで動けない。
今日の相棒はアグロ君しか持ってこなかったので、次回、背が伸びる靴(硬い靴)で再チャレンジを誓う。
意外にリーチに泣かされる岩だった。
リーチはどうにもならんので、靴に頼ろう。
それにしても、美しいフェイスだ。必ず登りたい。

ヨッシーが結構、進んでスポットに入っていた時、「マットもっと岩に寄せて!」と言われ、少し寄せたら岩に遠い淵に落ちてきた。
あぶねえ、正しいランディングポイントの予測ができないと怪我するよ。
なんにせよ、怪我無くてよかった。

昼過ぎには、撤収して7でストロングゼロを買う。
これだから登れないのは、わかっているのだけれど・・・。

塩原2018.3.31

今日はアロ君、ぐっさんと塩原。
二人は「千」をやる気満々で、若干気圧されつつ到着(笑)
初めての塩原で雰囲気の良さにテンション上がりまくりだった。
良い課題と聞いていた「後悔」をアップがてらトライする。

【後悔:3級】完登
綺麗なフェイスのカチ課題で、好きな感じではあったと思う。
右手をカチに飛ばす所までは、順調に進むもリップ取りではがれて落ちる。
考えも無く、何度もトライし完登。はがれは体幹で我慢したらうまくいった。

後悔3級


SDの2級もトライしたものの、初手のハマリが悪く深追いせず。
色んな課題さわりたいし。

【千:初段】敗退
支えている岩に亀裂が入ったらしく、ちょっとざわついている課題。
パワフルな下部と持ち感が悪い上部の好課題だが、なんというか、登れる気が全く起きなかった。
二人ともゴリゴリムーブを出していくものの、僕は何も出来ずちょっとイジケ気味。
課題に執着できないため、後悔岩周りの岩の課題を物色。

マントル職人:初段】敗退
エロンチョの隣のライン。明らかに悪楽しい雰囲気。
トポより「右手カチ、左手窪みでスタート。あまり右に逃げずにマントルを返す。」
顕著な右ガバにヒールかけては、跳ね返されるを5度程繰り返していると、後ろから見かねた方がアドバイスをくれた。
「左ヒールの方が楽ですよ」
なんと、スタートの左手より高いところにヒールをかけマントルを返すらしい。
やってみると、確かに乗り込んで行きやすい気がする。が、手より高いところに足を上げる動きが何度も出来ない。
疲れたので撤退。こういうのはみんなでセッションした方が盛り上がるよね。

【桜:3級】完登
千もヨレるはヌメるはで、敗退宣言をした二人に次の岩の提案。
ぐっさんが初段触りたいとのことで桜岩へ移動。
matchが全然なので、ひとまず3級からと取り組み開始。
リップのスローパーが遠く、なんとも進まなかったが、右手の上カチ粒子に親指を絡めて引けば滅茶苦茶もてた。
とても楽しい課題だったな。

桜3級


一緒に取り組んでいた11~13歳くらいの少年に「お兄さん強い!」といってもらえてうれしかった。
お兄さんといってくれてうれしいが、もう30半ばのおっさんなんだよ。
きっと君は、すぐに俺なんか一瞬で見えなくなる勢いで追い抜いていくんだよ。がんばれ!おじさんは応援しているよ。

スズメバチ:初段】敗退
面白い形の岩で楽しかった。カンテをマッチしてからは全く動けなくなってしまうので、カンテのガバを左手で取った状態での足上げを試みる。
無理すれば上がりそうだったが、ヨレて精度を欠きできずじまいだった。
フレッシュな感じでまた挑みたい。

塩原の辛めのグレーディングに跳ね返されたが、充実して高さもある素敵な課題ばっかりだった。
3級2本と、苦い塩原デビューになったが、噂どおり楽しい岩場でまた来たい。

御岳・裏御岳2018.3.24

ジョン、ヨッシーと久々のメンバーで御岳。
ヨッシーがお得だったという「尺」のスタートをさせてみようと行くも、大きな水溜りができていてマットが敷けずに断念。
インチキスタートが露見せず命拾いしたね(笑)

【砂箱トラバースⅡ:初段】敗退
アップがてら2便だけ出させてと懇願しトライ。
下部は自動化するも、同じところ(4級合流後2手目)でフォール。
4級スタートのときと体の向きが違うのか。どう違うかは全くピンと来ず。また今度。

【炎:初段】完登
以前、グランドフォールで右足小指に打撲を負った因縁課題。
上部のスローパーの持ち感が良くは無いので、足を低いところ(初手カチ)において下から手を出すと良く持てた。
オブザベ大事だな。上部のムーブも右スローパーのお陰で余裕を持って出せた。
スリリングで緊張感のある課題だった。

炎初段


【エゴイスト:初段】敗退
こちらも2便だけ出してみる。
スローパーマッチまでは自動化、リップカチ取りが課題。
いつもと同じ距離だったので早々に撤退。

【ミジララテスタ:初段】敗退
ロッキーボルダーからテクテク移動し、やっと辿り着いたおむすび岩。
あれ、ちょっと(かなり?)染み出しが・・・。
どうせそこまで到達しないだろうと、触り始めると進む進む。
年始はやっぱり寒すぎて体が動かなかっただけか。
おそらく核心の中盤のカチに手を伸ばしたところ、ビショビショで止まる気がしなかった。
ビデオで確認すると、中盤でも十分高いため、濡れているホールドへの手出しはかなり躊躇していた。
乾いてるときにまた来ようかな。
あそこ超えてからはおそらく、気合と根性の世界だろう。

スタートは、右サイドガバ・左フレークが一般的なんだろうが、それより下のガバマッチのほうが課題として充実しそう。
正直全く強度は変わらないだろうが、個人的には個々からスタートして落としたい。


帰りはレンタルマットを返却するため、軍畑から電車を利用。
裏御岳からの軍畑、相当しんどく感じた。
今度からは、来た道戻るほうにしよう。