カツヲの岩日記

クライミング覚書。

三宅島2019.2.22-24②

朝からシャワーも浴びて、いざ出発。

課題数も多そうな立根ボルダーに向かうも、下地が2m程下がってハイボール化したり、岩が折れてたり、
岩が動いて無くなってたりとすごい状況なので別のエリアへ。
※どの課題がどうなっていたかは別途、追記します。

穴シリーズ3課題がある、サタドー岬に向かう。なかなか過酷なアプローチだった。
穴シリーズは打てるが満潮で波を被っていたので残念ながら打てなかった。
比較的、課題が無事との情報があった富賀浜ボルダーへ。

富賀浜ボルダー駐車場は何やら盛況で、クライミングシューズ片手にエリアに向かう人もいた。
というのも、昨日(2/23)は三宅島ボルダリング大会でコンペクライマーも多く島に来てるらしく、船が来る前に外岩を打ちに来ている模様。
エリアの奥の方に何やら、集まって打っているようなのでそこをめがけて移動。
遊歩道が切れてからは、大きな浮石もあり結構大変だった。

エリアに着くと、なんと平山さん、室井さん、大西さんなどレジェンドクライマーが!
三宅島クライミング協会の方に伺うと、開拓中とのこと。
時間もないので、開拓ほやほやの1級を打ってみることにしました。

【課題名未設定:1級】完登
右足を上げて、左のカンテをプッシュで乗り込むのが楽しい課題だった。
ジョンも最後に登って、全員成果あり。本当に良かった。

無名1級



室井さんの二段初登も生で見れて本当に貴重な時間だった。
NMスタイルの室井さんの登り方は、本当に丁寧で美しかった。
あれが外岩レジェンドの登りか。

時間も迫ってきたので、皆さんに挨拶して撤収。
港での船待ちの時間で、三宅島クライミングTシャツも買えたし(cafe691)、サバサンド(錆が浜港)も食べた。
というか、風の状況によって出航の港が変わるのね。知らなんだ…。
サバサンド、ボリューミーだし何よりめちゃくちゃ美味しかった。
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カズ君とジョンは残念ながら売り切れで、カレーを食べたみたい。それも美味しそうだったな。

帰りの船は、延々飲んでカードゲームしてたら一瞬だった。
楽しい旅が終わるのか、かなり寂しい気持ちになった。

三宅島の島民の方たちはマット背負ってると、気さくに話しかけてくれて本当に温かい人たちばかりだった。

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テープで見送られている人達の隣に立って、あたかも自分たちも見送られているように見せる術
釣りも良さそうだし、泳ぐのも楽しそうだな。
ありがとう、三宅島!次は二段を落としに来るぜ!