カツヲの岩日記

クライミング覚書。

三宅島2019.2.22-24①

カズ君、コニタン、O橋さん、ジョンで今回は泊りでの外岩。
行先はなんと三宅島。出発一月前から楽しみだった!
22夜の竹芝発の橘号に乗って一路三宅島へ。
小学生の修学旅行のように、おっさんたちは船内ではしゃいでいました。(もちろん、迷惑はかけないようにしていました。)

4:45三宅島伊ケ谷港着。
5:00到着の予定だったので、4:45に目覚ましかけてたのに起こされてバタバタ。
波が強い時もあるから、到着時間は目安なのね。ふらふら船を降ります。
しかし、夜明け前の早朝で天気は雨。
しかもしっかり振っていて、これは観光もできないので休憩所でもうひと眠りすることに。

7:00空は相変わらずの厚い雲で覆われていたけど、すっかり白んで雨足も途絶えたので岩が乾くまで観光することに。
何となく反時計回りに島を

【メガネ岩】
厳しい波の浸食でぽっかり穴の開いた景勝地
平山氏が最初に写真撮っていた場所だ。
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【阿古小学校跡地】
自然の驚異を大迫力で感じる。三十年という期間は、自然の時間としては短いと思うのだが、
固まった溶岩の割れ目から草木が生えるのを見つけ、自然の力強さを垣間見た気がした。
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【大路池】
噴火口に水がたまった、所謂カルデラ湖。
車で入れはするが険しい道のりで、道中が木々の茂った薄暗かったが池の周りだけ開けて明るかったのが印象的だった。
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【椎取神社】
こちらは溶岩ではなく、土石流ですっぽり埋まってしまった鳥居。
溶岩も恐ろしいがこういった災害にも見舞われ、そしてそのどちらも乗り越えている島民の方はとても逞しいなと思った。
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ちょうどほぼ一周、伊豆岬に着いた頃には、雲も一切なくなり岩を探すことに。
探すこと30分超。発見!早速、マットを持ってきて登ることに。


【穴議会:6級】【イズドイ:3級】【P:3~4級くらい?】完登
イズドイより穴議会の方が悪かった。Pはそれぞれ思い思いのラインで登ったので良くわからない。すべてオンサイト。

穴議会6級


【ミヤケネブト:5級】完登
トポに「初手の左手取りが悪い。」との記載あり。初手右手から行ってすぐ終わったので、初手左手パターンでプチはまり。
体感1級以上…。ジョン風に言うと「出にきぃし、持ちにきぃ」(何弁やねん)

ミヤケネブト5級


【穴議長:初段】完登
穴感の無い課題だったが、リップ前の中継穴のことかリップ上の大ガバポケットのどっちかのことなんだろうな。

穴議長初段


【穴村長:初段】完登
見た瞬間行ける!と思ったがまずまず打った。全体的に岩がが脆く、ポケットは何回か剥がれたし、
最上部は持ち感が軽い感じがしたので静過重でトップアウト。

穴村長初段


穴村長が終わるころには、もう4時頃。みんな昨晩から遊び倒しているのでさすがにお疲れモードで撤収。
宿泊はホテル海楽へ。
夕食の品数の多さと、お魚のおいしさに腹いっぱい食べる。
地元の人も飲みに来るレストランのようで、アットホームな感じがとても居心地がよかった。
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部屋でジョンの悪口を言いながら就寝。

二日目へ続く。