カツヲの岩日記

クライミング覚書。

裏御岳2018.5.5

今日こそミジラと朝からテンションマックスで直行。
GWでかなりホリ快が混んでいた。

【ミジララテスタ:初段】完登
御嶽駅からのアプローチだったため、まあまあ歩いて到着。
アプローチ前に速乾&圧着インナーの七分のアンダーアーマー(本来は野球用)を着ていたため、案外快適に準備。
マットを敷いて下から見上げると、やはり上部での恐怖が蘇ってなかなか踏ん切りがつかなかった。
アップできる課題もないので、下部で岩の状況も確かめながらトライ開始。

1便目で3手目のカチを持って降りてくる。
2便目で6手目のガバまで到達。心の準備が着いていかず、ひとまず降りる。

今日は調子がいい。何より、3手目のカチを置くときの足がスムーズに決まる。

続いて3便目、全てのムーブが想定通りに綺麗に決まって行く。
あれよあれよと、遠い8手目のガスに到達。ここからは突っ込むしかない。

左足は前回、確認したスタンスに足を落ち着いて置けた、ニッシーに手首で効かせれば持てると教えて貰ったカチ(ガバ?)もしっかり効いた。
しかし、ここで足が上がらない。右手下のカチまでは到底上がる気がしないので必死に右側を見渡す。ここに置きたくないと思っていた棚を見ると数ミリのカチが見えた。すがる思いで足を置く。
下部なら何ともないムーブと何ともないスタンスだが上部、ノースポッター(友達いない)の僕にとっては訳が違う。

抜けるなと祈りながら、右手を寄せる。














ガバカチじゃーん。
後は、左手をラップで持ってマントルと伺っております。
左手を伸ばす。





ん?ラップ?何言ってんの?ここでの嘘情報とか、人を殺めるのと同意義だよ。正直覚えていないけど、左手の良くわからないカチを良くわからない感じで激持ちして右足をリップ上に。
ここからは、腰がのっているからそうでもないと伺っております。








その通りでした。
あんまり、上から下見しすぎると魅力的なガバに手を伸ばしがちだけど、左手の少し上のガチャガチャを抑えた方が安全かな。

何とかトップアウトを果たした後、堪らない達成感から声にならない声が漏れだして、自分でかなり気持ち悪かった。


登った。我ながら良く頑張った。

合計、5日?執着して取り組んだ甲斐があり今シーズンでの完登が出来ました。
素晴らしい課題!やったー

時刻は10時過ぎ。帰るには早いので帰り際、種まきをすることに。

【眼鏡:初段】敗退
核心の遠い左手出しを練習。右足を角、左を左のクラック沿いに置くと、切れずに止められるかも。
まあ、一緒になった人達の丸パクリだけど。
止まるかも~ぐらいで、最初からやってみたら、全く持ち感が違って全然できない。
飛び出しの際の右手サイドガバが揺れていたけど気のせいだろう。あれがなくなったら出来ないな。

【彩雨:初段】敗退
何か、今日は調子がいい気がしたので、 連日敗退の駅近課題をさわってみる。
初手取って、リップにバーンのムーブでおとしたいけどどうにもリーチが足りてない。
そうでなければ、悪いカチで体をねじ上げて体を壁に入れきってリップという、辛さと見た目のコスパが最高に悪いムーブになってしまう。(一般的なムーブっぽいが)
また気が向いたときにやってみよう。



裏御岳は日陰は涼しく、コンディションも良かった。ただ、虫がかなり沸いてきていてそれなりの対策は必要かと。
(表?)御岳は凄い暑さで、日向の岩は多少陰ってないと本気トライは難しいかな。
何せよ、惚れたラインを落とすことができて本当に良かった。