カツヲの岩日記

クライミング覚書。

塩原2018.3.31

今日はアロ君、ぐっさんと塩原。
二人は「千」をやる気満々で、若干気圧されつつ到着(笑)
初めての塩原で雰囲気の良さにテンション上がりまくりだった。
良い課題と聞いていた「後悔」をアップがてらトライする。

【後悔:3級】完登
綺麗なフェイスのカチ課題で、好きな感じではあったと思う。
右手をカチに飛ばす所までは、順調に進むもリップ取りではがれて落ちる。
考えも無く、何度もトライし完登。はがれは体幹で我慢したらうまくいった。

後悔3級


SDの2級もトライしたものの、初手のハマリが悪く深追いせず。
色んな課題さわりたいし。

【千:初段】敗退
支えている岩に亀裂が入ったらしく、ちょっとざわついている課題。
パワフルな下部と持ち感が悪い上部の好課題だが、なんというか、登れる気が全く起きなかった。
二人ともゴリゴリムーブを出していくものの、僕は何も出来ずちょっとイジケ気味。
課題に執着できないため、後悔岩周りの岩の課題を物色。

マントル職人:初段】敗退
エロンチョの隣のライン。明らかに悪楽しい雰囲気。
トポより「右手カチ、左手窪みでスタート。あまり右に逃げずにマントルを返す。」
顕著な右ガバにヒールかけては、跳ね返されるを5度程繰り返していると、後ろから見かねた方がアドバイスをくれた。
「左ヒールの方が楽ですよ」
なんと、スタートの左手より高いところにヒールをかけマントルを返すらしい。
やってみると、確かに乗り込んで行きやすい気がする。が、手より高いところに足を上げる動きが何度も出来ない。
疲れたので撤退。こういうのはみんなでセッションした方が盛り上がるよね。

【桜:3級】完登
千もヨレるはヌメるはで、敗退宣言をした二人に次の岩の提案。
ぐっさんが初段触りたいとのことで桜岩へ移動。
matchが全然なので、ひとまず3級からと取り組み開始。
リップのスローパーが遠く、なんとも進まなかったが、右手の上カチ粒子に親指を絡めて引けば滅茶苦茶もてた。
とても楽しい課題だったな。

桜3級


一緒に取り組んでいた11~13歳くらいの少年に「お兄さん強い!」といってもらえてうれしかった。
お兄さんといってくれてうれしいが、もう30半ばのおっさんなんだよ。
きっと君は、すぐに俺なんか一瞬で見えなくなる勢いで追い抜いていくんだよ。がんばれ!おじさんは応援しているよ。

スズメバチ:初段】敗退
面白い形の岩で楽しかった。カンテをマッチしてからは全く動けなくなってしまうので、カンテのガバを左手で取った状態での足上げを試みる。
無理すれば上がりそうだったが、ヨレて精度を欠きできずじまいだった。
フレッシュな感じでまた挑みたい。

塩原の辛めのグレーディングに跳ね返されたが、充実して高さもある素敵な課題ばっかりだった。
3級2本と、苦い塩原デビューになったが、噂どおり楽しい岩場でまた来たい。