カツヲの岩日記

クライミング覚書。

2017合宿1日目

先週末は年に一度の大岡山合宿。
ひたすらに楽しかった思い出と成果を忘れないうちにと、まとめております。

石楠花にみんな用事があるようなのでスタートは石楠花エリアへ!

【飛沫:二段】完登
周りにいい感じのアップできそうな岩が無いのと、あまりハードな動きで無いのでやってるうちにあったまってくるであろうとトライ開始。

4便目、まさかの完登。

当初、想定していたムーブはポケット取り前に足を右側に送る感じでしたが、体が上がらなかったので岩に張り付いてポケットに右手を出すときれいに取れちゃった。
ここまできたらと右ヒールを振り上げるとしっかり利いて、後のマントルは御岳のマルガリより簡単でした。

自分としてはきれいなマントルだと思ってましたが、動画を見ると、そうでもない(笑)しかも、右ポケめちゃくちゃ持ってる(笑)

飛沫二段


左足のトゥは反則並に易しくはなるんだけども、限定でもないし・・・
そういう事言いはじめたらムーブのオリジナリティってなくなっちゃうんじゃないかと。
あくまで通過点としての二段なので、これからもっと登ってやろうと思いました。

インスタ用に音楽入れた動画を作ったらなんだかそれっぽい仕上がりになったので良い記念になりました。

飛沫


最初の岩を見つめながらムーブ考えてる部分みたいなところを「(AVにおける)ドラマシーン」と個人的に呼んでるんですが、これが有るとストイックな感じが出て良いですね(笑)
二段以上は撮るようにしよう。

【瞳の奥:二段】敗退
KJに左足の置き方を教えてもらい、ふ
ーみんに足の上げ方を教わりトライ。

ぐぬぬ、届かない。

思い切り右に体重を預けているので体を捻れず足が届かない。
違う方法で体を安定させないと厳しそうですね。
そして地味に腹筋がヨレる課題でした。

スタートの左足から、右足に乗せかえるときは下ではなく横に押し付けるのがコツかと思いました。

【ミケ:二段】敗退
身長より高い位置に手が来ない。
これはやったこと無い動きなので、反省すらなく敗退。


二段を落として、石楠花のメンバーには一通り自慢したところで触ってみたかったドッ被り「バルカン」に移動。


【バルカン:二段】敗退
なめててすいませんでしたって感じの敗退。
初手のガバがまあ悪い。角度が意地悪なのか、届きはするけど次のムーブを起こすと抜けてしまう。
しかも、次の右ポッケがまあ遠い、高い。
根本的に実力不足でした(笑)


早々にこれは無いなとあきらめて、裏側のファルコに移動。


【ファルコ:初段】完登
一年前にギガントを登って、ガスまでのムーブは固まってたので余裕だろとトライ。
・・・狭い。良くこんなところに足上げたな。
しかし、一年前とは経験値が違うワタクシ華麗に右足をひとつ遠いスタンスに置き換えて核心部は通過、右リップも一発で止めて、後は寄せだけ!
そこで事件が、前回はそこだけやると余裕で通過していたところが出来ない><
割とまじめにパー練して何とか完登。飛沫よりも便数かかってしまいました。

ファルコ初段

【ファルコダイレクト:二段】敗退
右手の初手をガスで止めて、左手出しとなんとなくイメージできていたので距離感の確認と左ヒールの負荷がどの程度かと取り組んでみました。
「ん?出来なくはない?」というような感想でした。
二手目を取ってからのカチへの飛びつきは未体験ゾーンですがバルカンほど無理じゃない。
今度来たら取り組んでみようと思います。




雨も降ってきたのでギガントの前でゴロゴロダラダラ。
「あれ?みんなで来たのに何で俺一人なの?」
と、当然の気付きに至りせっせとビクターへ移動。
良かった、モウヒトリシ゛ャナイ。


【The Two Monks:二段】敗退
バランシーかつ手がシビア。ついでに手を出す代物じゃない。
やりたくなったらまた来よう。
社長の小指ポッケ生で見れて良かった(笑)

【ビクター:1級】敗退
ランジは届くようになったけど、そもそも左上の棚が一本で止まるのか。
さかもとさんはデッドだったんですよね、じゃあ俺もデッドで足残りそう(投げやり)
左足のスタートスタンスは真ん中くらいの結晶を巻き込むと距離が出るな。これは近くに来れば触ってみるという課題にしよう。深追いしても出来ないかもしれないし。

【コンケーブ:3級】完登
再登。核心の最後の足上げ、懐作って何とか上げたがその後のマントルでオーディエンスひやひや。本人は「左足切れたら死ぬな」のもっとひやひや。

コンケーブ3級



夕刻はみんなで黒豆岩でセッション(泥仕合
同時打ち上等、入れ替わり立ち代りで返せそうなマントルにいそしみました。

【黒豆:1級】完登
最後の芸術的なムーブ。泳ぎマントル。これに尽きます。


黒豆1級


初日はこれにて終了。
岩根山荘で食べて飲んで、元気な50歳と遅くまで騒いで未明に気を失いました。