カツヲの岩日記

クライミング覚書。

宮川2018.1.27

日曜日に大学の後輩の結婚式に出席するために帰阪。
前々日の金曜日の夜に新幹線に飛び乗り、土曜日に宮川へ。
お目当てはもちろん黄色い鈴。
前回、ムーブ出し(ほとんど初手)でヨレてしまい悔しい思いをしたので何とか落としたいところ。

大阪から向かう途中、松坂に入ったところが一面の銀世界で焦った。
もう半分来てるしとノロノロ運転で現場に向かう。
今日は誰もいないだろうな~と駐車スペースを見ると見事一番乗り。
マット一枚どこまで出来るか…

【黄色い鈴:初段】完登
出来た!
アップがてら上部の練習をして、後は初手がとまるだけと後半部に唯一のマットを強いてトライ。
初手を取り損ねて、お尻を強打し悶絶した。
これからどうしようと途方に暮れかけたところ、ソロで来たクライマーさんにマットを借りてトライ。
何とか完登できた。

黄色い鈴初段



同じ岩のほかの課題を教えてもらいつつ、アメゴに興味があったので別れを告げ移動。
うわ、めっちゃ人おる。

【アメゴ:初段】敗退
傾斜がきつくて結構ヨレるけど、打ち込めば落とせそうな感じはした。
核心はやっぱりリップへの飛び出しかな。
混み過ぎてちょっと萎えたので早々に移動。

【石の番人:1級】敗退
丸い奇石に抱きつきながら登る課題。
ここに来てヨレが見えたかな。
ガチャのカチが止まるが、足が上がらず厳しい。フレッシュなら持てて楽に動けると思った。
雪道も心配なので適当に打って、退散。


帰りに楓の場所も教えてもらって、岩のスケールに圧倒される。
かっこいいからいつか取り組みたいな。
さすがにマット一枚だときついから、ワダンヌと誘い合わせの上来よう。


帰りはすっかり雪も解けて、安心して帰宅。
次はいつ来れるかな。
それにしても、素敵なエリアと岩ばっかりだった。

御岳2018.1.20

久々にジョンと外岩。前々日に雨が降ったので恐る恐る御岳へ。(結局行く)

【ファットアタッカー:初段】完登
前より少し持ち感が悪い。しかし、各ムーブをこなせないほどではなかったので繋ぎトライ。

ファットアタッカー初段

出来た。
結構、便数出したけど。計画的レストしてふと出来た。
ピンチがもてないこの岩はもう用事がない。

ファットブロッカーのアンダーが欠けたようで悪くなったらしい。
ざわついていた。
ピンチも全然持てないし、また数年後来るかも。元気でな。

【デッドエンド横断:初段】敗退
スタートからデッドエンドの初手までは出来るので、パート練としてデッドエンドに取り付いた。

足が滑る⇒今日はアグロ、前はチーファイだった
中指が痛い⇒酷使により強烈に痛い。ガバがもてないほど。
抜け前の左手ポッケ?カチ?がヌメヌメ⇒絶望

ということで、田中君に向けてレスト。お遊びでイギトラ触ったけどやっぱりムズイ。
よく登れたもんだ。

【田中君:初段】敗退
初手のジャム・二手目のカチ・三手目をオープンで持ってアンダーに手を伸ばす。
そこは、染み出しでヌルヌルでした。
「濡れてんのかーい」と絶叫しながら落ちて敗退。
一番乾きにくい岩だな。

【ゴブガリ:1級】再登
ジョンにおススメがてらビデオ撮影。
アレ?先週より悪くなってる気が・・・。
初手を止めて、何とか再登できた。
ジョンは狭いだの、出れないだのモゾモゾしていた。

ゴブガリ1級

【ランドロックサーモン:二段】敗退
最奥にてガバのゲシュタルト崩壊を起こし敗退。
手順、作って覚えなきゃ・・・。

【砂箱トラバースⅡ:初段】敗退
核心のガス取りがキツイ。アタッカーで吸われすぎて、バラシでもでなかった。
その前に、各手順の足場所見つけなきゃ・・・。


田中君も、連日の晴れに見舞われないと乾く見込みがないな。
今度来た時は、砂箱⇒ロッキー⇒裏御岳のルートで廻るといいかな。

御岳2018.1.13

週末。誰も一緒に行く人居ないので御岳。

【ファットアタッカー:初段】敗退
彩雨はリーチ足りないし、忍者も混んでるだろうから久々のピンチオーバーハング
当時より強くなってるのを実感したくて、ファットブロッカー、ピンチオーバーハングに触る。
ことごとくピンチがもてない。すぐさま路線変更しアタッカーへ。
中央ガバはキョンでマッチ、最下部ガバに右手を落とし込むところは、岩の下まで左足をもぐりこませて我慢。超つらい。
左面への抜けは、クラックをマッチして足を上げて蹲踞の構えでガバに右手だし。
各パート、全部出たけど繋げる体力は無く敗退。
はいはい、フレッシュなときにね(笑)

【ゴブガリ:1級】完登
あまりに寒いので日向の岩を探して鵜の瀬方面へ。
あったかい。
興味のあった、マルガリバリエーション触るも浮けず。
ひとつ上のゴブガリを触ってみる。
ん!?マルガリより易しいからゴブガリか!という当たり前の気付き。
トポを良く見てトライ開始。

出来た。
呆気なすぎて動画忘れてた。
スタートから、初手の出し方が気持ち悪いものの、止まってしまえばやりたい放題でした。

夕刻に差し掛かり、門限近くなったので帰路へ。対岸から忍者岩をみると結構空いていた。
忍クラやるか・・・。うーん、なんとも触手が動かない。

御岳2018.1.3

年始に落ち着いた時間ができ、足首の調子も戻ってきたので因縁のエゴイストへと御岳へ。
アップがてらに命ください岩の1級を狙って鵜の瀬橋までとぼとぼ。
朝も早いし、日陰なのもあってとても寒かった。

【命ちょーだい:2級】再登
以前登っていたが、動画を取っていなかったので触る。
二手目のしわでのマッチが核心か。一撃できたが上部でモジモジしたので登りなおし。
あんまり変わらなかった。

命ちょーだい2級

【命ください中央:1級】敗退
狭くて悪い足で立ち上がって、リップをパチンと思っていたけど届かない・・・。
ホールドを探すと、左上部に小さなカチを発見。
デッドで出しても止まらないので、出来るだけゆっくり出そうと体幹総動員でした。
ここで、メインはエゴイストと気付いて戦略的撤退を決断。
また来たときに取っておこう。

ここで、コニタンからライン。どうやらチケットもらえたらしく今から向かうとのこと。
マット二枚に安心し、エゴイストに移動。

【エゴイスト:初段】敗退
スタート・カチ取り・マッチまでは安定してきた。
カチの良い位置も把握して、「あの一手」・・・。
恐ろしくて距離が出ず。
何度トライしてもリップ取りでの動きが小さく、降りてきている状態で改善の見込みがない。
理由としては、寒くて体が動いていないので止める意志が弱かったのかな。

コニタンに移動を提案すると、快諾。行ったことないというので、裏御岳に決定。

【ミジララテスタ:初段】敗退
裏御岳といえばこの課題。
嶺の夕のときにも感じた綺麗なフェースへの憧れ。
染み出しも無かったので、トライ開始。

中盤での体を返しながらのカチ取りがどうしても出来ず敗退。
これもみんな寒さのせい・・・。


今年の目標はミジラだな。ちょっと遠いけど、がんばって通うか・・・。

宮川2017.12.29

実家に帰りつつ、1日だけ自由時間をもらって外岩へ。
インスタで知り合ったワダンヌ氏に、今度セッションしましょうと言ってもらえたのでこの時期関西のおすすめの岩場を案内してもらうことになった。
御手洗が近くてよかったのだが、この時期は凍って登れないとのことで宮川に決定。
実家より車で15分程度の葛城道の駅にて合流、同乗させてもらって出発。

【黄色い鈴:初段】敗退
ジム仲間からも良い課題と評判だった黄色い鈴を打つことに。
どうやらスタートの足が欠けたらしい。(1~2年前?)
以前のムーブは出来なくなっていたので、youtube予習が役に立たなかった(笑)
ひとまずばらそうと、初手止まったていで上部を触ると素直に出来た。
初手だけかと思い、一緒になった方とムーブを出し合い、足の場所を教えあったりしたら、後から来た女性がバチーンと遠い初手を止めていた。
コツとかイメージを教えてもらうと、止まる気配が見え初めて繋ぎトライ。
初手は頭の上にある遠いカチ。右足は膨らみをべたっと踏んで、飛び出しの時に乗り込むイメージで掻き込む。
左足は手の真下辺りの粒を推進力をつけるように押す。
中盤の左手をガスに出す際は、体をしっかりと左に入ればじわじわ利いてくるので、右足を手の近くの棚に置いてキョンを決めすぎずに伸び上がると係りの良いスローパーに届く。
上部のスローパーは思っていたより悪かったので、しっかり足で体を上げていくことで登れる。

しかし、体力切れで高度落ち。年明けに宿題にすることとなった。

【パワーブレイン:1級】敗退
段物ばかりでは思い出動画が残らないので、結構良い課題と聞いていたPBにトライ。
駐車場はぼんやりと停めるのね。斬新。
川ボル特有のツルツルスローパーを持って、体を引上げていく。
ツルツルなので余計に力を使ってしまうわ、ヒールも切れるし足も上がらないしで敗退。
元気だたらいけそう。

暗くなってきたため、これで終了。
あまり冷え込むと道が凍るので注意して運転しないといけないらしい。
気をつけよう。
また来年、宿題回収しに来たい。

御岳2017.12.16

どうしても嶺の夕を終わらせたくて、ソロ御岳。
ホリ快で小川山さんと出会う。マット買ってから岩ナイズドされてきたなこの人。嬉しき。

先週落とした、東峯園が楽しいしオススメですよと言うと向かっていった。きっと落としてるだろうな。

そして自分は真っ直ぐ嶺の夕へ。やっぱり綺麗だなこの岩。

【嶺の夕:一級】完登
まずは、前回繋がらなかった核心部の遠いカチ取りからパー練開始。
フェイス面の小さい粒を踏んで高いガスに出るが、体が吐き出されて止まらない。
うーんと一考すると、もっと奥に棚発見。試しにやってみると、みるみる右に乗り込んでスタでガスに届いた!個人的にスタで核心越えるととても嬉しい。
右足で掻き込み右手にぶら下がって、左をカチに寄せる。観音で吐き出されないよう耐えて、緊張のドフェイスへ。
ラッキングを駆使して、カチを繋ぐ。全般掛かりが良く、気持ち良く進むもリップ前のカチが良くない!
苦し紛れにデッドで出たが、あえなくフォールしてしまった。
次便、件のカチを左肩で押さえつけて何とか効かせられた。無事完登。

嶺の夕1級

そんな中、裏の彩雨にリーさんがいた。時間は割とあったので、一緒させてもらう。

【彩雨:初段】敗退
やっぱり下から飛ぶにはリーチが足りない。仕方なく、サイドカチを使う一般的なムーブを試す。
スタートからサイドカチを取るまでは足を駆使してスムーズだが、サイドカチで体を岩側に入れきれない。サイドと言うか、アンダー気味なので体が上がれば入るがそこに上がらない。フィジカル不足ということにしてエゴイストに移動。

【エゴイスト:初段】惨敗
話題のカチは使う派です。
右足をinstinctVSにすると下足からでもカチに届くことが判明。サンキュー固い靴。
一・二回スローパー横のカチを探る、なるほどここが持てるのか。スローパーに右手を寄せるまでは安定。
ようやく核心のダレたカチ取り部分。距離を出すムーブを探る。
右足キョン、体が離れるので却下。
両足正体、距離がでないので却下。
左足上げて右足下からのデッド、指の腹がエッジを撫でた。
これだ!次落とすぞ!

…スローパーマッチまでスムーズに来て、いざ核心!
トリャ!とカチはかかったが甘く、ランディングを確認して落ちたが、斜面をもろに左足がとらえ捻挫してしまった。

ほうほうの体で帰宅。調子良かっただけに悔しい。
年明けには必ずと心に誓ったのであった。

御岳2017.12.9

一人御岳も慣れてきて、忘年会の前に早い時間だけ決めた課題を進めにきました。

【東峯園SD:初段】完登
東峯園4Qをゴソゴソ触り、上部はヒールが抜けなければ大丈夫との印象。
登りやすいとは聞いていたので、下からスタートしようと下部の解析を始める。
両手アンダースタートとね。犬小屋でボコボコにされた嫌なスタート体制がよぎりつつ足を捜す。両足しっかりあるね。腰を入れたらスタートできるパターンの奴か。
浮いて初手を出す。うむ安心ガバだ。二手目、4Qスタートのガバなので足が切れても難なく残る。
次は事前情報ではトゥだとの情報だが、腰が離れると後ろの岩に後頭部直撃なのでひとまずヒールをかけてみる。よくかかる。
おや、4Qスタート結構遠い。取り損ねると後頭部直撃その二なのか。
覚悟してビデオを回して1便目。出来た。
背が高い人は狭い?まあ、自分にはとてつもなく尺が合って楽に登れた。

東峯園SD初段

【嶺の夕:1級】敗退
前回裏側の彩雨に執着して打てなかった課題。御岳一綺麗なフェイスと思って、取り付いてみる。下地死んでる。
やってみると、向きも持ち感も良いカチをつなぐ気持ちの良い課題でした。
一箇所、遠いカチがヨレて取れなくなり撤退。
右のガバカチを引き、左手を真上の悪いカチに出す、持った振りで右カチにドーンが核心か。
右足の乗り方がコツかな。結構クレイジーなラインだけど、面白い。是非、次回落とそう。

【エゴイスト:初段】敗退
もう何日目なんだろうか。全てのムーブが割りとアリなのが迷走の理由か。
例のカチを下から取りたいのだけど、リーチ的にパツパツ。
思いつきで右足をVS(オレンジ)にすると硬さが功を奏し背伸びができてスタで届いた。
しかし、次の左手カチに手を伸ばすも止まらず。

時間切れで終了。

帰りに家の鍵をなくして鍵屋を呼ぶ。
痛い出費でした。。。